2012年08月22日
奇跡的な・・・
現在のVW車にはほぼ標準装備となっているDSGミッション。
いまでこそ、心地よい走行性と低燃費を実現する画期的なシステムとしてVWを代表するミッションとしての地位を確立してはいるが・・・
発売当初は、その完成度の低さ、個体による性能のばらつきが目立ち、ユーザーによるクレームやそれに対する無償修理が当たり前のように行われていたミッション。
僕の乗っている2008年式のゴルフヴァリアントも例外ではない。初期段階の湿式6速DSG。
コンピュータ制御によるクラッチ操作が荒く、走り始めや低速走行時に回転数が安定せず、かなりギクシャクした乗り心地だ。
一人で乗る分には構わないが、他人を乗せて走るときにはかなり気を使う。走り始めにガツッとショックを伴って発進してしまうからだ。
ネットでも同様の症状が散見されるが、おそらく個体差が激しいためか、その症状をDSGのクセだったり乗り手のテクニック不足だったり、はたまたミッションの不良だったりといった様々な意見が飛び交っている。
僕もなんどかディーラーに相談したが、「DSGはクセがあるんですよ」とさらっと言われて、とりあえずコンピュータの書き換えで様子を見てほしいと言われた過去がある。
そう。そのときはまだ保障期間内だったんですよ。
しかし、書き換え後も症状が改善されない。もうこんなものなのかと半ば諦めかけていた。
月日が流れ、つい最近ディーラーからの定期点検の知らせが。
これも何かの機会かとついでにDSGの不調も訴えると、今回の整備士の方は実際に試乗をしてくれて、結果としてはエラー信号はでてないが、許容範囲を超えていると正直に話してくれた。
また、対処法としてメカトロニックの交換という手段があるが、40万円程費用がかかることも。
高額な費用にはびっくりしたが、それよりも真摯に対応してくれたスタッフに心から感激しながら、一度メーカーに掛け合ってくれるようにお願いをしたのが先日の話。
正直、無償での交換は難しいですが、出来る限り掛け合ってみますと。
保障がきくはずがないと思い、ダメだったら直接メーカーとやり取りするから、窓口になってくれればいいかなとそんな気持ちで連絡を待っていた。
その返事が今日来た。
結果は・・・
「奇跡のような話しですが、無償で交換できます」と。
やはり一度は断られたそうです。ただ、どういった経緯なのかはわからないが再度掛け合ってくれたときに無償修理に漕ぎ着けてくれたよう。
なんとも、嬉しい奇跡。
今回対応してくれたその整備士さんにはほんとに心から感謝です。まだまだ世の中捨てたもんじゃぁない。
人との出会いってとても大切だと感じたある休日の話でした。